山口書道教室
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9月3日に、 教室の紹介記事を書かせていただくために、 お邪魔しました。 静かだけれど穏やかな居心地の良い空気の中、 皆さん作品作りを楽しんでおられました。 今は、久々に開催される山口文化祭で発表する作品を制作中です。 奥の細道を皆さんでリレー形式で書き綴っておられるのが、 印象的でした。 生徒さんにお話を伺うと、 「先生が工夫してくださるので、 楽しいテーマで色々書くことができます」とのこと。 本当に、毎年の文化祭の展示は楽しい創意工夫でいっぱいです。
書道というと、少し襟を正してしまいますが、 こちらの教室では 「好きなことを、好きなように、個性を生かして書く」 その日来て初めて知る課題。 例えば「空」ならば、空の大きさを感じて書く。 月ならば、月の丸さを、情景を感じながら書く。 先生に伺うと、 「書道って、堅苦しいイメージがあるでしょう? でも、「書」は、本来日常の中から生まれているもの 書をもっと日常にしたい 筆文字で遊ぼう!! という気持ちで教室を楽しんでいます」 と言っておられました。
↓壺中日月長 ※「壺中日月長(こちゅうじつげつながし)」は 陶冶斎が自身の作陶について例えた禅語で、 「壺中」は現実と隔絶した別天地、 転じて時を忘れるような境地に至ること、 「日月長」はいつのまにか長い年月が過ぎていたことを 意味するそうです。 指導されている谷口しおり先生は、 TOPページでもご紹介している 小学校玄関の垂れ幕を制作してくださっています。 こどもたちの卒業証書や、地域の感謝状を 一手に引き受けてくださっている先生です。 以前は、今のお絵かき広場の前身である 「こども書道教室」を開いておられました。 記者も こどもが小さいころお世話になっていました。 墨でお絵かきをする子、宿題をする子、 先生に愚痴を言うために来ている子、自由で楽しい空間でした。 でも、何をしてもいいのに、幼稚園児から小学生まで、 みな楽しんで書道をしている姿が素晴らしかった。 こどもたちの無理難題に応えてサラサラと 次々にお手本を書く姿が圧倒的でした。 そんな先生の書道教室、楽しいに決まっていますよね♪ |
紹介記事
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